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グリードアイランド

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データ
ジャンル ハンター専用ハンティングゲーム
制作発売元 株式会社マリリン
発売年度 1987年
価格 58億ジェニー
(1ジェニーは約0.9円)
販売本数 限定100本

グリードアイランド(GREED ISLAND、G・I)は、冨樫義博漫画HUNTER×HUNTER』作中に登場する架空のゲーム機であるジョイステーション専用ゲームソフト、またその舞台となる世界、島の名称である。

概要 編集

ゲーム史上最高値の58億ジェニーで限定100本のみ販売された。

発売当時、定価58億で一括払いのみに関わらず約2万もの注文があった。

念能力者が作ったゲームで念能力者にしかプレイできない。ゲームソフトをセットしたジョイステーションに両手を添える形で「発」を行うと、プレイヤーの身体・精神ごとゲーム世界に引きずり込まれ、ゲームを開始することができる。このゲームを開始したジョイステーションは電源なしで動作し続け、強い衝撃を与えても壊れない。

MMORPGの形式を取っており、参加者は全て同じゲーム世界、グリードアイランドを訪れることになる。特定のカードを入手できなければゲームから抜け出すことはできず、このアイテムの入手難易度が比較的高いため、未熟なプレイヤーは一生ゲームから抜け出せない可能性もある。

ゲーム内での死は現実での死を意味しており、死ぬと死体は現実世界に戻る。ゲームのイベント等で死ぬことはないが、プレイヤーの怪我や病気、プレイヤー同士の争いには注意を要する。

最大同時プレイ人数の設定は無い。このため、ゲーム内の世界に入るだけならば(居住面積や食糧確保などの実質的な問題はあるものの)無制限である。しかし、ゲームを中断して(一旦ゲーム外に出て)から、また続きをプレイする事を前提とした場合、セーブデータが必要なので、それを考慮した理論上の限界人数が存在する。ジョイステーションは1P・2P側にそれぞれマルチタップを接続する事により、本体1台=ソフト1本につき最高8人分までのメモリーカードを接続できる。ゲームソフトの販売数は100本なので、セーブを前提としたプレイヤーの理論上の限界人数は800人になる。

ゲームスタート時に、プレイヤーの名前入力が自由に出来るため、本名でなくても偽名でプレイすることが可能。

ゲームシステム編集

スペル 編集

このゲームではゲーム内で使える魔法があり、これをスペルと呼ぶ。プレイヤーは指輪をはめていれば誰でも最初から「ブック」と「ゲイン」の2つの魔法を使うことができる。

バインダー 編集

「ブック」を唱えるとプレイヤーの前に専用バインダーが現れる。バインダーには、カードを収めるためのポケット(指定ポケット100箇所、フリーポケット45箇所)、操作ボタン・表示画面・スピーカーなどが装備されている。再度「ブック」を唱えるとバインダーは消える。

カード 編集

ゲームで入手できるカードにはナンバーが付けられており、ナンバー000 - 099は指定ポケットカード、それ以外のナンバーはフリーポケットカードと呼ばれる。カードを収めるポケットはプレイヤーの任意だが、#ゲームクリア条件を満たすためには、指定ポケットカードをそれぞれ番号が付けられた指定ポケットに収める必要がある。

カード化 編集

ゲーム内のアイテムの多くは、入手すると自動的にカード化される。また、一部の登場人物(NPC)も倒したり救出したりすることで入手とみなされ、同様にカード化される。スペルによらず魔法的な効果が得られる特殊アイテムも存在する。

  • カード化限度枚数(後述)に達しているとアイテムはカード化されない。
  • カード化されたアイテムは「ゲイン」を唱えるとアイテムに戻る。
  • カードを1分間連続してバインダー外に出しておくとアイテムに戻る(一度アイテム化したものを戻すには「再生」が必要)。

ランクとカード化限度枚数 編集

各カードは入手難度の高い順にSS、S、A - Hという「ランク」が設定されている。また、それとは別に「カード化限度枚数」が設定されており、ランクが高いほどカード化できる枚数も少ない傾向にある。

  • プレイヤーAがカード化されるはずのアイテムCを入手してもカード化されない場合、プレイヤーAよりも先に同じアイテムを入手し、カード化された枚数が既に限度枚数に達しているということである。プレイヤーBが同カードを持っていると仮定すると、プレイヤーBがそのカードを「ゲイン」するか、プレイヤーBのカードデータが(ゲーム放棄や死亡で)消滅するとカード化枚数に余裕が出来る。その時点で他プレイヤーがアイテムCを保有していれば、それが自動的にカード化される。アイテムCを持つプレイヤーが複数いた場合は、入手が早い方が優先される。

スペルカード 編集

全40種類あり「他プレイヤーからカードを奪う」「カードを奪われるのを防ぐ」「他プレイヤーの情報を手に入れる」「街へ瞬時に移動する」等様々な効果を持つ。これらを活用することがゲームクリアの鍵になる。

  • 近距離スペルと遠距離スペルがあり、前者は術者の半径20m以内、後者は対象者がG・Iのどこにいても効果がある。
  • プレイヤー同士が半径20m以内に入った時点から攻撃スペルをかけ合うことが可能になる。またこの範囲内でお互いの存在に気付かなくても遭遇したと見なされ、スペルカード使用対象者リストに追加される。

ゲームクリア条件 編集

指定ポケットカードを100種類全部集めて、バインダーの指定ポケットに収めるとゲームクリアとなる。

ゲームの流れ 編集

1人用コンピュータRPGのように、街にたどり着いたプレイヤーはNPCなどからカード入手の為の情報収集を行い、その過程で発生する様々なイベントをこなして行く。G・I内のNPCはゲームマスターによって操作、あるいは具現化された人形で、プレイヤーの質問に対して画一的な答えしかしない。パーティーの人数条件が一致した場合にのみ発生するイベントがあり、プレイヤー単独でのクリアは難しくなっている。

モンスターも多数登場し、低レベルのハンターには大きな障害となる。モンスターはNPCと同様、ゲームマスターによって作られている。

カード入手の方法は大きく分けて「自分で探す」「他プレイヤーと交換する」「他プレイヤーから奪う」の3つである。奪うとは本来はスペルカードの効果によって奪うという事であるが、G・Iにおいては、カード化限度枚数という制限やレアアイテム入手の困難さから、直接的な暴力で奪う者もいる。プレイヤーを殺してしまうと、そのプレイヤーのカードデータは全て消滅してしまうため、カードは奪えなくなる(奪ってからの殺害は所有権が移っているので可能)。

スペルカードは(プレイヤー同士の売買を除けば)「魔法都市マサドラ」でしか購入できない。1袋3枚入りで10,000ジェニー、何が入っているかは開けるまでわからない。ランクが高い程出にくい。店で開けてバインダー内に入れなければカードは消滅する。

セーブ方法 編集

プレイデータのセーブには、メモリーカードと(おそらく初回プレイ開始時に手に入る)「指輪」が必要である。

  • プレイヤーがゲーム内にいる間は対応するメモリーカードを抜くことが出来ない。
  • プレイヤーがゲーム外に出た場合、バインダー内のフリーポケットに収められているカードは消滅する。
  • プレイヤーがゲーム外に出て10日(240時間)経過すると、バインダー内の指定ポケットに収められているカードも消滅する。
  • 所持カード情報は指輪に記録されている。また、1人のプレイヤーが複数の指輪をはめると所持カード情報は後からはめた指輪のデータに上書きされる。
  • G・I内で死亡したプレイヤーの指輪データは消滅するが、G・I外で死亡すると消滅しない[1]

作中何度も使われた指定ポケットカード 編集

No.017 大天使の息吹
ランクSS-3。どんな重症や病気でも、天使の一吹きで全て治してくれる[2]。使えるのは1プレイヤー一度のみ。バッテラが求めていたカードの一つ。
スペルカード40種を全て集めると交換できるようになる。また、限度枚数に達している場合は代わりに他のアイテムでの「ゲイン待ち」に相当する「引換券」(No.102 ランクSS-150)のカードが与えられる。
No.025 リスキーダイス
ランクB-30。二十面体のサイコロで、一面が"大凶"、それ以外が"大吉"と書かれている。大吉を出せば、幸運が訪れるが、大凶を出してしまうとそれまでの大吉がチャラになるほど(死亡も例外ではない)の不幸が起こる。モタリケ曰く「最初の一回で大凶を出して死んだプレイヤー」がいるため、「それまでの大吉」というのはすべてのプレイヤーが出したものを指している。
本誌掲載時、十八面体という誤植があった。また、原作者曰く、これで出せる幸運の限界は「宝籤」でいえば「ランクA」が限度らしい(「宝籤」自体はランクSSのカードに変化する可能性もある)。
No.84 聖騎士の首飾り
ランクD-80。これを装着しているとすべての呪いを跳ね返すことができ、常に「反射」の効果が得られる他、カードにかけられた呪いも解くことが可能。プレイヤー同士の取引で「贋作」による詐欺を予防することができるが、「擬態」や「複製」で作られた有効なカードも無効化してしまう。
懸賞都市アントキバで開かれる月例大会の賞品のひとつ。また指定ポケットカードの中ではランクが低めに設定してあるため「堕落」「妥協」を用いて入手することも可能。

ストーリーへの関わり 編集

ゴン=フリークスの父が仲間と一緒に作ったゲームとして登場する。大富豪バッテラはこのゲームのクリア特典を手にするために、オークションなどでゲームソフトを高額で買い集め、有力なハンターにプレイさせていた。また、クリアデータに500億ジェニーの懸賞金をかけていた。

ゴンは父を追い求め、オークションでゲームソフトの入手を試みるが資金が用意できず失敗。バッテラに雇われたプレイヤーとなり、ゲームに挑む。

ゲームは発売から10年以上の間クリアした者がいない状態であり、カード化限度枚数の関係から普通のプレイでのクリアが難しくなっていた。一部のプレイヤーは暴力による脅迫でカードを奪ったりしていたが、ゲームがさらに行き詰まってくるにつれ、「カード化限度枚数の空きが増えるだけでもマシ」と考え相手を殺してしまうプレイヤーキラーが横行し始める末期状態に近づいていた。

制作者編集

作中の主人公であるゴンの父親、ジン・フリークスを中心とした11名の念能力者によって作られた。ゲーム名は制作者全員のファーストネームの頭文字が由来。以下、作中で判明している制作者名と役割など。

  • G…ジン・フリークス:プロジェクトの中心人物。
  • R…レイザー:放出系能力者の元囚人で、スペルカードを使った移動システム等とある指定カードのイベントを担当。
  • EE…エレナとイータ(双子の姉妹):ゲーム開始時の説明と島外へ出る港の受付を担当。
  • D…ドゥーン:ナンバー000のカード授与と、クリアイベントに関わる。本当の頭文字はWだがジンに強制的に改名させられたためD。
  • L…リスト:G・I城の案内人。

グリードアイランドの正体 編集

多くのプレイヤーは自らの身体・精神がゲームの仮想世界に入り込んでプレイしていると考えているが、G・Iは現実世界にある。よって、ゲーム開始時に行う「練」は単に対象者を島へ瞬時に移動させる仕掛けである。

地理的にはヨークシンシティの真東に位置し、各種公共交通手段から隔絶された位置にある。北海道ほどの面積を有し、海流の関係で船での漂着はまず起こり得ない。意図して渡航した者はゲームマスターによって排除される。

ジンの目的 編集

ゲーム開始時にゴンに向けられたメッセージでは「オレ達のゲームを自慢したかっただけ」とされているが、ゲームを順序よく進めていけば自然と強くなれるようプログラムされており、「息子であるゴンを強く育てるため」ではないかとゴンの師匠であるビスケによって推測されている。

また、後述のクリア特典と裏技によって移動系スペルカードを使い、ゴンが自分に会いに来ることを想定していたようである。

クリア特典 編集

指定ポケットカードを3枚入れることができるバインダーが手に入る(ただし同一のカードを入れることは出来ない)。このバインダーに入れたカードは現実世界(G・I外)に持ち帰り使用することができる。

指定ポケットカードでないカードは持ち帰る事は出来ないが、裏技として「擬態」を使い指定ポケットカードに変身させる事でスペルカードその他を現実世界に持ち帰る事が可能(ただし、元のカードに戻すために「聖騎士の首飾り」を一緒に持ち帰る必要がある)。 テンプレート:ネタバレ終了

参考文献編集

冨樫義博『HUNTER×HUNTER』第14巻(集英社、2002年)78 - 81頁

脚注 編集

  1. ゲンスルーはこれを「裏ルール」と呼んでいる。
  2. 腕がバラバラに吹き飛ばされた場合でも、腕は元通りになる。

関連項目編集

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